特定非営利活動法人音の風は、地域に暮らす人々とともに音楽を分かち合う者の育成と派遣を行い、音楽を通して心の交流の機会を創出します。
社会福祉へ貢献するとともに、音楽文化の向上につなげます。
代表理事 西野桂子
現代社会は、科学技術の進歩に伴い、生活が便利で快適になった一方、ストレスにさらされながら生活している人はたくさんいます。それは、ハンディを持つ人たちにとってはなおさらのことです。また、これからの高齢化社会では、高齢者に対する肉体的・精神的なケアも避けては通れません。さらに、人々の多様なニーズにも応えていかなければなりません。
人々がいかに有意義で充実した生活を送っていけるかというのは、今後の社会の大きなテーマといえましょう。その中で、音楽の持つ役割はとても大きいと私たちは考えます。音楽は、単に人を楽しませるだけでなく、時には人と人とのコミュニケーションを図る道具となったり、人の心をいやしたりするなど、とても多くのパワーを持った人間固有の財産です。それらをいかに社会に還元していくかを考えながら、活動していきたいと思っています。